ペンドラー/対戦
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このページは、ペンドラーの対戦での扱い、および育成論を記述するところである。
ペンドラーの歴史
第五世代
当時猛威を振るっていたラティオスやサザンドラに対して上からメガホーンを放てる素早さが売りであり、バトンタッチとつるぎのまいでエースに繋いだり、タマゴ技のどくびしで起点を作ったりすることもできた。112という絶妙な素早さの種族値から、合計種族値で15勝るが素早さの種族値が92止まりの同じむしタイプであるハハコモリとは比べ物にならない使い勝手の良さを発揮した。
むしのしらせを高い素早さを活かした上からのみがわりで確実に発動しつつ、むしのジュエルでむしの瞬間火力をひたすら追求した型もあった。
ジャパンカップ2013ライブ大会でも使用実績がある。
当時の隠れ特性ははやあしだったが、後述の理由から基本的に採用されなかった。
第六世代
隠れ特性がかそくに変更され、バトンタッチ役として大出世。さらに攻撃の種族値が90→100に上昇し、いわゆる「殴れるサポーター」としての面が強くなった。フェアリータイプの登場によって、これまでペンドラーに付いていてもほとんど邪魔なタイプであったどくタイプが一致どくづきで攻めることができるという利点を持つようになった。
PGLレーティングバトル統計データからは、技はバトンタッチ、じしん、いわなだれ、まもる、メガホーン、てっぺきの4つから選ぶのがメインであったこと分かり、持ち物はきあいのタスキが、性格はようきが主流であったことが明らかになっている。このことから、かそく型のバトンタッチサポーターが主な運用法であったとうかがえる。
ORASリーグ後期にはライコウのでんじはとほえる、ひかりのかべで起点を作ってから、ペンドラーでてっぺき、かそくからのバトンタッチでエーフィに繋ぎ、エーフィのアシストパワーで全抜きを狙う「ライコウペンドラーエーフィ」が成立。実際、ORASシングルバトルシーズン8からシーズン12までの間、ペンドラーとの同時エントリー率10位以内にライコウとエーフィの名前が挙がっていた。
第七世代
カプの登場によってかそくからのどくづきで役割破壊できる点でペンドラーに新たな価値が生まれた。さらにまひの弱体化によってまひを撒かれても素早さのランク補正次第では通常の速度あるいは素早さの実数値が挙がった状態で行動しやすくなった。また、はやてのつばさの弱体化によって、第六世代に大暴れしていたファイアローが環境から姿を消したのも追い風。USUM期にはアーゴヨンの強力さからどくタイプの役割破壊自体に対する評価がさらに上がり、一部プレイヤーの宣伝によりSM期よりも採用率が若干上がった。
単体構成としては第六世代と比べるとどくづきの採用が目立っているが、それ以外には大きな変更点はなし。
単体スペックよりも寧ろイーブイZ型イーブイとバトンタッチ要員2匹体制にしてアシストパワー型ピクシー降臨させることに注目が挙がる。
第八世代
ダウンロードコンテンツ『鎧の孤島』で追加された。
この世代ではダイアース、ダイアシッド、ダイスチルを獲得しており、ダイマックスわざでランク補正を上げてからダイマックス解除後にバトンタッチで後続に繋ぐじゃくてんほけん型が成立。
また、バトンタッチやつるぎのまいをダイウォール化できるので、考えようによってはまもるを採用する必要が無くなったとも言える。
ただ、エースとして運用する場合、ダイアシッドは威力不足、ダイワームは等倍範囲狭小と、問題が多い。
一般的な育成論
- むし・どく複合タイプにおける最高の合計種族値。特にすばやさが高く、ラティオスを抜くことが出来ることは大きい。
- 攻撃技としてはハードローラーを自力で習得できるが、メインウェポンはメガホーンかシザークロスの方が恩恵が得られる。
- サブウェポンとしてはどくづきが挙げられるが、攻撃範囲は狭い。その他の候補としてはむしタイプが半減されるタイプのことを考慮して、じしん、いわなだれ、すてみタックルなどが挙げられる。ブラック2・ホワイト2では、教え技でアクアテール・アイアンテール・ばかぢからを覚えられるようになった。
- またペンドラーは器用なことに優秀な補助技も多く覚えられる。つるぎのまい、てっぺき、こうそくいどう、かげぶんしん、どくびし、まきびしを習得でき、さらにバトンタッチも覚えられ、バトン型も出来る。ただし、てっぺきはレベルアップではホイーガの時にしか覚えられない点には要注意(ブラック2・ホワイト2の教え技で習得可能)。
- 第五世代での隠れ特性ははやあしだが、ペンドラーはどくタイプであるためどくどくだまは使えず、かえんだまではこうげきが低下することもあり採用されない。
- 第六世代で隠れ特性がかそくに変更され、新技ベノムトラップを習得。どくどくで毒状態にした相手の能力を下げ、バトンタッチで交代するサポート特化という新しい道が、遺伝無しに自力で開かれるようになった。